2017年9月29日施行
2021年9月28日改正
2023年6月28日改正
新 潟 信 用 金 庫
1. お客さま本位の業務運営に関する方針の策定・公表等
2. お客さまの最善の利益の追求
- 《 アクションプラン 》
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- ➀ お客さまの金融知識・投資経験・財産の状況やご意向をしっかりとお聞きしたうえで、誠実・公正な勧誘を心がけ、的確なアドバイスができるように研修等を通じて、職員の知識向上に努めます。
- ➁ お客さまのライフステージに配慮し、「中長期的な資産形成に関するお考え」、「受け入れることができるリスクの種類や度合い」などを確認し、お客さまにふさわしい金融商品・サービスをご提案いたします。
- ➂ お客さまの安定的な資産形成を図ることを最優先に、分散投資・長期投資・積立投資をお勧めし、中長期的な資産形成をサポートいたします。
- ➃ 金融商品の販売にあっては、定期的にアフターフォローを実施し、保有資産の状況確認や情報提供を行い、お客さまの最善の利益の追求に努めます。
3. 利益相反の適切な管理
- 《 アクションプラン 》
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- ➀ お客さまの要望やニーズを踏まえた商品ラインナップを揃え、特定の投信会社や保険会社に偏った商品の提供はいたしません。当金庫と特別に親しい関係にある投信会社・保険会社はございません。
- ➁ 販売する投資信託・保険商品を選定する際には、一部の投信会社・保険会社に偏ることなく、お客さまの資産形成のお役に立てる商品選定を行います。
- ➂ 金融商品の提供会社から手数料等の支払いを受ける場合、お客さまとの直接的な利益相反に該当しないケースについても、これら手数料の多寡によってお客さまの利益が損なわれないように適切に管理してまいります。
4.手数料等の明確化
- 《 アクションプラン 》
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- ➀ 金融商品の販売にあたり、お客さまにご負担いただく手数料であるか、金融商品の提供会社から当金庫に支払われる手数料であるかにかかわらず、手数料の内容をわかりやすく説明し、お客さまが正しく投資判断を行えるような手数料の開示に努めます。
- ➁ 投資信託については、販売手数料の概算額を明示するとともに、信託報酬・信託財産留保額についても、契約締結前交付書面や目論見書、販売用資料等により、お客さまにわかりやすく説明いたします。
5. 重要な情報のわかりやすい提供
- 《 アクションプラン 》
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- ➀ 重要な情報として、以下の内容を明示いたします。
- ご提案する金融商品・サービスの基本的なリターン、リスクの大きさ、取引条件など
- ご提案する金融商品の組成者が販売対象と想定する購入層
- ご提案する金融商品・サービスがお客さまにふさわしいものである理由、意向を踏まえたものである理由
- ご案内する金融商品・サービスについて、お客さまとの利益相反の可能性がある場合には、その具体的内容、お客さまとの取引等に及ぼす影響
- ➁ 複数の金融商品・サービスをパッケージ商品として販売・推奨等する場合には、個別に購入いただくことが可能かどうかやパッケージ化しない場合との比較等、その商品についてお客さまが十分理解できるように丁寧に説明いたします。
- ➂ 金融商品・サービスの重要な情報については、お客さまの金融知識や取引経験、商品のリスクや複雑さに配慮したうえで、双方のコミュニケーションを大切にし、明確、平易で、誤解を招くことのないように誠実な内容の情報提供を行います。またご高齢のお客さまには、ご家族同席のうえじっくり時間をかけてご検討いただくことをお勧めいたします。
- ➃ お客さまへの金融商品に関する情報の提供に際しては、販売用資料やパンフレット、タブレット等を利用して、同種の金融商品と比較することが容易となるように配慮した資料を用いて、よりわかりやすい説明をいたします。
- ➄ お客さまに対して情報を提供する際には重要情報シート等を活用し、情報を重要性に応じて区別し、より重要な情報については特に強調するなど、お客さまに注意を促して説明いたします。
- ➀ 重要な情報として、以下の内容を明示いたします。
6. お客さまにふさわしいサービスの提供
- 《 アクションプラン 》
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- ➀ お客さまの投資目的やリスク許容度等に応じてお選びいただけるよう、幅広い商品ラインナップを整備いたします。
- ➁ お客さまとの日頃のお取引を通じて得た情報やお客さまカード等により、お客さまの状況の把握に努めたうえで、お客さまのご要望に沿った、ふさわしい金融商品・サービスをご提供いたします。
ご提案する金融商品が複数の金融商品を組み合わせたパッケージ商品である場合は、パッケージ全体がお客さまにふさわしい商品であるかを検討し、提供いたします。 - ➂ 金融商品・サービスのご提案は、当金庫の商品カテゴリーの枠に捉われず、類似商品・サービス内容と比較しながらわかりやすい説明を行います。
- ➃ 金融商品・サービスをご提供したお客さまには、経済環境や市場動向を踏まえた、適切でタームリーな情報提供を行います。また、お客さまの意向に基づき、ライフプランや財産状況の変化に伴う運用資産割合の見直しなど、長期的な視点にも配慮した適切なアフターフォローを行います。
- ➄ 複雑またはリスクの高い金融商品のご提案を行う場合や、ご高齢のお客さまにご提案等を行う場合には、お客さまの資産状況、取引経験、金融知識および取引目的・ご要望に合わせて、ご提案が適切であるかをより慎重に判断いたします。
- ➅ 職員は取扱う金融商品・サービスに関する理解を深めるよう努めます。また、お客さま向けの各種セミナーを実施し、金融取引に関する基本的な知識を得られるための機会を積極的に提供し、地域の皆さまの金融リテラシー向上をサポートしてまいります。
7. 職員に対する適切な動機づけの枠組み等
- 《 アクションプラン 》
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- ➀ 基本方針、アクションプランを職員に周知し、浸透を図ります。
- ➁ 職員のコンプライアンスや利益相反に関する知識と意識を高めるために、研修の実施や資格取得の奨励を行います。
- ➂ お客さまが真に求める適切な金融商品・サービスを提供できる職員を育成するために、各職員のスキルに応じた研修の実施や資格取得の奨励を行います。
- ➃ お客さまが感動・満足していただいた事例を共有し、お客さまの課題解決への意識醸成を図ってまいります。
- ➄人事評価・業績評価は、職員が納得でき、お客さまに最善の商品の提供ができるような体系となるように整備します。
以上